ナハトムジークはクラシック
お勧めクラシックCDのご紹介と買ってきたクラシックCDの試聴記です。 なお、画像リンク先からCDを買うことができます。
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チャイコフスキー:白鳥の湖
今週、毎朝聴くラジオの番組でクラシックを流すコーナーではチャイコフスキーの「白鳥の湖」の中からの有名な曲を流しています。
私の住んでいる町で近くバレエの公演があるそうで、「白鳥の湖」が取り上げられます。
そこで、今日はチャイコフスキーの「白鳥の湖」をご紹介いたします。


チャイコフスキー:白鳥の湖(全曲) アンドレ・プレヴィン

チャイコフスキー:バレエ音楽:「白鳥の湖」 作品20 (全曲)
演奏:ロンドン交響楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
発売:EMIクラシック(CD2枚組)
価格:2249円(オンラインセール中につき)
wikipedia 白鳥の湖の項目によりますと、チャイコフスキーが作曲した最初のバレエ音楽だったのですが、初演は大変な不評であったそうですが、チャイコフスキーの死後、マリウス・プティパによる振り付けによって大きな成功をおさめ、現在ではチャイコフスキーと言えば「白鳥の湖」と呼ばれるくらい有名な音楽になったのです。
さて、今回ご紹介する「白鳥の湖」はいろいろな指揮者による録音が残っていますが、全曲盤では今日ご紹介するアンドレ・プレヴィンの指揮による録音が一番お求めやすいと思います。
CD2枚組ですが、
2000円台でお求めいただけます。
お買い求めになられるならば今すぐ!
お早めにお買い求めください!!
でも、全曲を聴くのはちょっと・・・という方、ご安心ください。
抜粋ではありますが、3大バレエ「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」がすべて聞けるカラヤンのCDはいかがでしょうか?
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私の住んでいる町で近くバレエの公演があるそうで、「白鳥の湖」が取り上げられます。
そこで、今日はチャイコフスキーの「白鳥の湖」をご紹介いたします。

チャイコフスキー:白鳥の湖(全曲) アンドレ・プレヴィン
チャイコフスキー:バレエ音楽:「白鳥の湖」 作品20 (全曲)
演奏:ロンドン交響楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
発売:EMIクラシック(CD2枚組)
価格:2249円(オンラインセール中につき)
wikipedia 白鳥の湖の項目によりますと、チャイコフスキーが作曲した最初のバレエ音楽だったのですが、初演は大変な不評であったそうですが、チャイコフスキーの死後、マリウス・プティパによる振り付けによって大きな成功をおさめ、現在ではチャイコフスキーと言えば「白鳥の湖」と呼ばれるくらい有名な音楽になったのです。
さて、今回ご紹介する「白鳥の湖」はいろいろな指揮者による録音が残っていますが、全曲盤では今日ご紹介するアンドレ・プレヴィンの指揮による録音が一番お求めやすいと思います。
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カラヤン N響ライブ1954〜チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
今年は、20世紀で最も知られている偉大な指揮者、カラヤンの生誕100年の記念すべき年です。
そこで、今日はカラヤンのCDの中から本当に貴重なものをご紹介します。


カラヤン/N響ライヴ1954〜チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

演奏:NHK交響楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
NHK提供音源によるCD(モノラル録音)
1954年4月21日 東京,日比谷公会堂 (ライヴ)
発売:ドイツ・グラモフォン
価格:2200円
wikipedia ヘルベルト・フォン・カラヤンの項目によりますと、1954年、カラヤンはNHK交響楽団を指揮するために日本にやってきました。
それから、カラヤンは日本に合計11回やってきていることになるのですが、日本のオーケストラを指揮したのはただ一度1954年のときだけです。
ですから、カラヤンが日本のオーケストラを指揮したという点でも貴重な録音なのです。
NHKにあった録音の音源によってかなり前に発売されたカラヤン・N響の演奏のCDですが、このたびカラヤン生誕100年の年に再プレスの形ですが、発売されることになりました。
なお、曲の前後には観客による拍手が収録されています。
カラヤンはチャイコフスキーの「悲愴」を合計6回録音していますが、1954年のNHK交響楽団の録音が最初はないかと思われます。
モノラル録音ですから、音の質は致し方ないとして当時の日本のオーケストラの水準を考えると後年のベルリン・フィルとの録音と比べるのは難だと思います。
とはいえ、大変貴重な記録といえます。
・・・カラヤンがN響を振った日・・・そして録音が残された日である1954年4月21日は日本のクラシック音楽の歴史において記念すべき日というべきです。
まだ、在庫もあります。
いずれにしろ、貴重な記録と言えるCDです。
ぜひとも、お買い求めください!
カラヤンは、最初に日本にやってきた後、1955年にベルリン・フィルの首席指揮者になりました。
そして、多くの録音を残したのです。
意外なことですが、CDの規格について標準記録時間である74分はカラヤンが決めたという伝説があります。
現在、おもにドイツ・グラモフォンからカラヤン生誕100周年の記念企画CDが発売されています。
「ナハトムジークはクラシック」では、今後もカラヤンのCDをご紹介する予定です。
いくつか、念頭に入れているCDがありますが、只今考え中です。
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そこで、今日はカラヤンのCDの中から本当に貴重なものをご紹介します。

カラヤン/N響ライヴ1954〜チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
演奏:NHK交響楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
NHK提供音源によるCD(モノラル録音)
1954年4月21日 東京,日比谷公会堂 (ライヴ)
発売:ドイツ・グラモフォン
価格:2200円
wikipedia ヘルベルト・フォン・カラヤンの項目によりますと、1954年、カラヤンはNHK交響楽団を指揮するために日本にやってきました。
それから、カラヤンは日本に合計11回やってきていることになるのですが、日本のオーケストラを指揮したのはただ一度1954年のときだけです。
ですから、カラヤンが日本のオーケストラを指揮したという点でも貴重な録音なのです。
NHKにあった録音の音源によってかなり前に発売されたカラヤン・N響の演奏のCDですが、このたびカラヤン生誕100年の年に再プレスの形ですが、発売されることになりました。
なお、曲の前後には観客による拍手が収録されています。
カラヤンはチャイコフスキーの「悲愴」を合計6回録音していますが、1954年のNHK交響楽団の録音が最初はないかと思われます。
モノラル録音ですから、音の質は致し方ないとして当時の日本のオーケストラの水準を考えると後年のベルリン・フィルとの録音と比べるのは難だと思います。
とはいえ、大変貴重な記録といえます。
・・・カラヤンがN響を振った日・・・そして録音が残された日である1954年4月21日は日本のクラシック音楽の歴史において記念すべき日というべきです。
いずれにしろ、貴重な記録と言えるCDです。
ぜひとも、お買い求めください!
カラヤンは、最初に日本にやってきた後、1955年にベルリン・フィルの首席指揮者になりました。
そして、多くの録音を残したのです。
意外なことですが、CDの規格について標準記録時間である74分はカラヤンが決めたという伝説があります。
現在、おもにドイツ・グラモフォンからカラヤン生誕100周年の記念企画CDが発売されています。
「ナハトムジークはクラシック」では、今後もカラヤンのCDをご紹介する予定です。
いくつか、念頭に入れているCDがありますが、只今考え中です。
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テーマ : 本日のCD・レコード - ジャンル : 音楽
チャイコフスキー:「1812年」 (大砲とカリヨンの実音入り)
今日はチャイコフスキーのCDを聴きながらブログを書いています。
今日はチャイコフスキーのポピュラーなもっともポピュラーな曲の一つである「1812年」をご紹介します。
曲目:
チャイコフスキー:荘厳序曲「1812年」 作品49 (大砲とカリヨン(鐘)の実音入り)
ディームズ・テイラーの語り
イタリア奇想曲
ベートーヴェン:戦争交響曲「ウェリントンの勝利」 作品91
ディームズ・テイラーの語り
「1812年」のみ
ミネアポリス交響楽団・ミネソタ大学ブラスバンド
その他
ロンドン交響楽団
指揮:アンタル・ドラティ
発売:マーキュリー
価格1529円
「1812年」というタイトルは
どこから採られたものでしょうか?
1812年はナポレオンのロシア遠征の年です。
ロシア遠征は周知のように失敗に終わり、ナポレオンは没落することとなったわけです。
チャイコフスキーの「1812年」はナポレオン軍の敗北と、ロシア軍の勝利を通俗的に描写したもので、現在とてもポピュラーなチャイコフスキーの作品の一つです。
さて、チャイコフスキーが「1812年」を作曲するきっかけは依頼によるものでした。
スコアの解説には次のようなことを書いています。
チャイコフスキーは気が乗らなかったのですが、依頼に応えて作曲したのでした。
そして、大きな成功を収めたのです。
「完全な成功。大満足。」
(チャイコフスキーが日記に残した言葉)
荘厳序曲「1812年」は、ロシア遠征を描いた壮大な音の絵巻です。
そして、最後のところの勝利の歓喜にわく部分では、チャイコフスキーは大砲とカリヨンを鳴らすようにと指示しました。
チャイコフスキーの指示を忠実に守ったといえるCDが今日ご紹介するCDです。
アンタル・ドラティがミネアポリス交響楽団とミネソタ大学ブラスバンドを指揮して「1812年」を演奏したものですが、wikipedia 序曲「1812年」の項目によりますと、本物の大砲はもちろん借り物であらかじめ録音した大砲の音を音楽に合わせて鳴らしたと思われます。
なお、「1812年」と「ウェリントンの勝利」の後にはディレクターのディームズ・テイラーによる解説があります。(ただし英語)
初回発売された当時、200万枚の発売を記録したといわれています。
それは本物の大砲とカリヨンを使用したことによるところが大きいからではないでしょうか?
今でも大砲の実音入りの録音は少ないため、大砲の音入りの演奏は大変貴重です。
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今日はチャイコフスキーのポピュラーなもっともポピュラーな曲の一つである「1812年」をご紹介します。
![]() | チャイコフスキー:1812年 (1999/09/15) ドラティ(アンタル)、ディームズ・テイラー 他 商品詳細を見る |
曲目:
チャイコフスキー:荘厳序曲「1812年」 作品49 (大砲とカリヨン(鐘)の実音入り)
ディームズ・テイラーの語り
イタリア奇想曲
ベートーヴェン:戦争交響曲「ウェリントンの勝利」 作品91
ディームズ・テイラーの語り
「1812年」のみ
ミネアポリス交響楽団・ミネソタ大学ブラスバンド
その他
ロンドン交響楽団
指揮:アンタル・ドラティ
発売:マーキュリー
価格1529円
どこから採られたものでしょうか?
1812年はナポレオンのロシア遠征の年です。
ロシア遠征は周知のように失敗に終わり、ナポレオンは没落することとなったわけです。
チャイコフスキーの「1812年」はナポレオン軍の敗北と、ロシア軍の勝利を通俗的に描写したもので、現在とてもポピュラーなチャイコフスキーの作品の一つです。
さて、チャイコフスキーが「1812年」を作曲するきっかけは依頼によるものでした。
スコアの解説には次のようなことを書いています。
(スコアの解説から引用)
・・・次の作品の一つを書くことをあなたに依頼しております。
1)博覧会開会のための序曲
2)ロシア皇帝在位25周年のための序曲
3)様式と形式は適当なものでよいが、かならずギリシャ正教の宗教音楽の感じを持つ、救世主寺院のためのカンタータです。
もちろん、カネになります。
チャイコフスキーは気が乗らなかったのですが、依頼に応えて作曲したのでした。
そして、大きな成功を収めたのです。
「完全な成功。大満足。」
(チャイコフスキーが日記に残した言葉)
荘厳序曲「1812年」は、ロシア遠征を描いた壮大な音の絵巻です。
そして、最後のところの勝利の歓喜にわく部分では、チャイコフスキーは大砲とカリヨンを鳴らすようにと指示しました。
チャイコフスキーの指示を忠実に守ったといえるCDが今日ご紹介するCDです。
アンタル・ドラティがミネアポリス交響楽団とミネソタ大学ブラスバンドを指揮して「1812年」を演奏したものですが、wikipedia 序曲「1812年」の項目によりますと、本物の大砲はもちろん借り物であらかじめ録音した大砲の音を音楽に合わせて鳴らしたと思われます。
なお、「1812年」と「ウェリントンの勝利」の後にはディレクターのディームズ・テイラーによる解説があります。(ただし英語)
初回発売された当時、200万枚の発売を記録したといわれています。
それは本物の大砲とカリヨンを使用したことによるところが大きいからではないでしょうか?
今でも大砲の実音入りの録音は少ないため、大砲の音入りの演奏は大変貴重です。
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チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」その他 ノリントン
私の所蔵しているCDに古楽演奏ですっかりおなじみになりましたサー・ロジャー・ノリントンによるワーグナーとチャイコフスキーのCDがあります。
なお、CDの曲目順序からいきますとワーグナーが先に来るのですが、CDのセールスではチャイコフスキーが先に来るので、この記事ではチャイコフスキーにカテゴリを設定します。


チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ノリントン (HMVへのリンク)

曲目:
ワーグナー(ラインスドルフ編曲):「パルジファル」より交響的断章
1.第1幕への前奏曲
2.舞台転換の音楽、および第1幕の最後の情景
3.第3幕への前奏曲
4.聖金曜日の音楽
5.舞台転換の音楽
6.聖杯伝説の主題、および第3幕の終曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
演奏:シュトゥットガルト放送管弦楽団
指揮:サー・ロジャー・ノリントン
発売:キングインターナショナル
価格:2800円(画像リンク先による)
※注意!!
画像リンク先はお取り寄せです。
↓アマゾンに在庫があります。↓
↓(2点在庫あり)↓
↓下のリンクからどうぞ!↓
チャイコフスキー:交響曲第6番
古楽演奏で知られているノリントンによりますワーグナーとチャイコフスキーの演奏ですから、CDが発売されたときに私は買いました。
聴いてみますと、クリアな音、そして普段の・・・というより従来のワーグナーとチャイコフスキーの演奏とは違った演奏となりました。
それもそのはず、古楽演奏の成果を後期ロマン派といえるワーグナーとチャイコフスキーの演奏に適用しているからです。
CDの解説の冒頭で、ノリントンは次のように述べています。
つまりどういうことなのかというと、従来の演奏は弦楽器にヴィブラートが多くかかったものが多かったのですが、ノリントンはヴィブラートをあえて外しました。そのほうが、作曲された時代に合った演奏だからだというのです。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」では、弦楽器の配置を従来とは変えています。
指揮者から見て左側に第1ヴァイオリンが配置されます。そして一番右側に第2ヴァイオリンが配置されます。(従来は一番右側にチェロが来ます。)
チャイコフスキーは交響曲第6番「悲愴」の初演からほどなくして急死しました。
それは大きな謎となって後世に残されました。
「悲愴」を楽章ごとに見ますと、いくつかの点が浮かび上がってきます。
最初にチャイコフスキーはバレエ音楽の巨匠でした。
「悲愴」は人生についての音楽だと作曲者は語りました。
ですから、ノリントンはバレエの情景が変わっていくのと同じように第1楽章の曲想の変化を重ね合わせると理解しやすいと語っています。(CDの解説による)
第2楽章は5拍子ですが一種のワルツです。
「1,2,3:1,2」という奇妙なリズムはなぜなんでしょう?
第2楽章はチャイコフスキーの心の中の情景を現わしています。
ご存じのように、彼はバレエ音楽で知られています。多くの舞踏音楽を残しました。しかしながら、実際に舞踏会のような社交の場では気持ちの中では、社交の場に溶け込めないという悲しさを表しています。
第3楽章は輝かしい行進曲です。チャイコフスキーの輝かしい業績、名声、その他もろもろのチャイコフスキー自身の姿が現わされているのです。ですから、終楽章の悲しみに満ちた音楽を受け止めるために・・・ノリントンは「代理のフィナーレ」という表現で第3楽章に意味を込めたのです。
第4楽章の悲しみに満ちた、とても印象深い終わり方はノリントンによる解説ではおそらくマーラーの第9交響曲までなかったというのです。
チャイコフスキーは生涯を通じて「死」というものに以上と言える恐怖を抱いていました。そして、「悲愴」において、自分なりに「死」の恐怖と立ち向かいました。そして安らかにを受容することによって「死」の恐怖に打ち勝ったのです。
「悲愴交響曲」が初演されたときに、その場にいた聴衆は戸惑いました。しかし、まもなく聴衆たちはほどなくそれになじみ、チャイコフスキーの最高傑作の一つだと感じるようになりました。
CDの解説書の最後でノリントンは「悲愴」についてこう書いて解説を締めくくっています。
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なお、CDの曲目順序からいきますとワーグナーが先に来るのですが、CDのセールスではチャイコフスキーが先に来るので、この記事ではチャイコフスキーにカテゴリを設定します。

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ノリントン (HMVへのリンク)
曲目:
ワーグナー(ラインスドルフ編曲):「パルジファル」より交響的断章
1.第1幕への前奏曲
2.舞台転換の音楽、および第1幕の最後の情景
3.第3幕への前奏曲
4.聖金曜日の音楽
5.舞台転換の音楽
6.聖杯伝説の主題、および第3幕の終曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
演奏:シュトゥットガルト放送管弦楽団
指揮:サー・ロジャー・ノリントン
発売:キングインターナショナル
価格:2800円(画像リンク先による)
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チャイコフスキー:交響曲第6番
古楽演奏で知られているノリントンによりますワーグナーとチャイコフスキーの演奏ですから、CDが発売されたときに私は買いました。
聴いてみますと、クリアな音、そして普段の・・・というより従来のワーグナーとチャイコフスキーの演奏とは違った演奏となりました。
それもそのはず、古楽演奏の成果を後期ロマン派といえるワーグナーとチャイコフスキーの演奏に適用しているからです。
CDの解説の冒頭で、ノリントンは次のように述べています。
ここに収録されているサウンドは、これまでに一般的とされてきた度の演奏よりもワーグナーやチャイコフスキーの時代に即したものなのです。
つまりどういうことなのかというと、従来の演奏は弦楽器にヴィブラートが多くかかったものが多かったのですが、ノリントンはヴィブラートをあえて外しました。そのほうが、作曲された時代に合った演奏だからだというのです。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」では、弦楽器の配置を従来とは変えています。
指揮者から見て左側に第1ヴァイオリンが配置されます。そして一番右側に第2ヴァイオリンが配置されます。(従来は一番右側にチェロが来ます。)
チャイコフスキーは交響曲第6番「悲愴」の初演からほどなくして急死しました。
それは大きな謎となって後世に残されました。
「悲愴」を楽章ごとに見ますと、いくつかの点が浮かび上がってきます。
最初にチャイコフスキーはバレエ音楽の巨匠でした。
「悲愴」は人生についての音楽だと作曲者は語りました。
ですから、ノリントンはバレエの情景が変わっていくのと同じように第1楽章の曲想の変化を重ね合わせると理解しやすいと語っています。(CDの解説による)
第2楽章は5拍子ですが一種のワルツです。
「1,2,3:1,2」という奇妙なリズムはなぜなんでしょう?
第2楽章はチャイコフスキーの心の中の情景を現わしています。
ご存じのように、彼はバレエ音楽で知られています。多くの舞踏音楽を残しました。しかしながら、実際に舞踏会のような社交の場では気持ちの中では、社交の場に溶け込めないという悲しさを表しています。
第3楽章は輝かしい行進曲です。チャイコフスキーの輝かしい業績、名声、その他もろもろのチャイコフスキー自身の姿が現わされているのです。ですから、終楽章の悲しみに満ちた音楽を受け止めるために・・・ノリントンは「代理のフィナーレ」という表現で第3楽章に意味を込めたのです。
第4楽章の悲しみに満ちた、とても印象深い終わり方はノリントンによる解説ではおそらくマーラーの第9交響曲までなかったというのです。
チャイコフスキーは生涯を通じて「死」というものに以上と言える恐怖を抱いていました。そして、「悲愴」において、自分なりに「死」の恐怖と立ち向かいました。そして安らかにを受容することによって「死」の恐怖に打ち勝ったのです。
「悲愴交響曲」が初演されたときに、その場にいた聴衆は戸惑いました。しかし、まもなく聴衆たちはほどなくそれになじみ、チャイコフスキーの最高傑作の一つだと感じるようになりました。
CDの解説書の最後でノリントンは「悲愴」についてこう書いて解説を締めくくっています。
・・・たしかにこれは、19世紀に書かれた交響曲の巨星の一つです。
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