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ゼレンカ:エレミアの哀歌
あんまりご存じのない方もおられますので、
このたび発売された
ドイツ・ハルモニア・ムンディ
名盤撰50のCDをご紹介しながら
ゼレンカについてご紹介したいと思います。

ゼレンカ:エレミアの哀歌 ルネ・ヤコープス
演奏:
ルネ・ヤーコプス(アルト[カウンターテナー])
ギ・ド・メ(テノール)
クルト・ヴィトマー(バス)
バーゼル・スコラ・カントールム器楽合奏団
ルネ・ヤーコプス(指揮)
発売:BMGジャパン
価格:1000円
ゼレンカのフルネームは、ヤン・ディスマス・ゼレンカと言います。
ゼレンカは、1679年にチェコのボヘミア地方、ロウニョヴィツェで生まれました。
成長して、プラハに出てきた後に、学校で学び、そのあとでドイツへ渡りました。
1710年、ドイツ中部、ザクセンの首都ドレスデンに赴き、ザクセン選帝侯宮廷のコントラバス奏者になりました。
そして、作曲活動は本格化していきました。
1715年から1719年にかけて、ゼレンカはオーストリア、およびイタリアへ旅行しました。そして、ヴェネチアでアントニオ・ロッティに教えを受けます。帰りにウィーンに立ち寄り、そこで対位法の大家、ヨハン・ヨーゼフ・フックスに指導を受けました。
ドレスデンに戻りますと、病気がちの宮廷楽長ハイニヒェンを助けながら、多くの作品を作曲しました。
それは、宮廷楽長の職を継げるという期待があったからでした。それがゼレンカを支えていたということです。
ところが、実際にはなんと20歳も年下の人気オペラ作曲家、ハッセに奪われてしまったのでした・・・。
それは1734年のことです。
そのあと、1735年に教会音楽家の称号を与えられますが、それはゼレンカの今までの苦労と努力に対してはどうだったのでしょうか・・・。
そして、失意のうちに1745年、12月23日にドレスデンで死去しました。
さて、作品についてお話ししましょう。
エレミア哀歌についてお話ししますと、受難週になりますとカトリック教会では特別な音楽が演奏されます。
復活に先立つ木曜日、金曜日、土曜日に際して未明の時期の典礼においてエレミア哀歌が朗読され、朗読の章句に基づいて音楽が作られました。
バロックの後期に入りますと、エレミア哀歌の語句に作曲されることはめったになくなりました。
バロック時代のエレミア哀歌のジャンルにおいて、ゼレンカの作品は最後の輝きを放ったのでした。
ゼレンカの作品は、めったに知られる機会がないので、ドイツ・ハルモニア・ムンディ名盤撰50の中のCDをお買い求めになって、一度聴かれてみてはいかがでしょうか。
だいぶ、長くなりました。そして、もうだいぶ遅くなりました。もう、おしまいにしなければいけません。
それでは、今日はここまでにいたします。
最後にお願いがあります。
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テーマ : 本日のCD・レコード - ジャンル : 音楽
タグ : ゼレンカ バロック 声楽曲 ドイツ・ハルモニア・ムンディ名盤撰50
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