ナハトムジークはクラシック
お勧めクラシックCDのご紹介と買ってきたクラシックCDの試聴記です。 なお、画像リンク先からCDを買うことができます。
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DHM設立50周年記念CDボックス試聴記(16)カッチーニ:新しい音楽
カッチーニの声楽曲集を集めた16枚目のCDを聴きました。画像は今日聴いたCDの単売です。

カッチーニ:「アマリッリ麗し」〜新しい音楽(HMVへのリンク)
カッチーニ:「新しい音楽」[1601年フィレンツェ]、「新しい音楽と新しい書法」[1614年フィレンツェ]より
曲目:
・「愛の神よ、何を待つのか?」
・「愛の神よ、我去りゆかん」
・「翼あれば」
・「天にもかほどの光なく」
・「気高き至福の光よ」
・「我は見ん、我が太陽を」
・「ひねもす涙して」
・「いとど優しき溜息の」
・「東の門より」
・「麗しのアマリッリ(アマリリ美わし)」
・「憐れみの心動かし」
・「麗しき真紅のばらよ」
・「この苦き涙よ」
・「ああ、戻り来たれ」
・「輝く麗しの瞳もて」
演奏者一覧:
ソプラノ:モンセラート・フィゲーラス
ヴィオラ・ダ・ガンバ:ジョルディ・サバール
リュート、バロック・ギター:ホプキンソン・スミス
バロック・ギター、キタローネ:ロバート・クランシー
ハープ:クセニア・シンドラー
バーゼル・スコラ・カントゥルム合奏団
発売:Deutsche Harmonia Mundi
価格:1250円(画像リンク先による・オンラインセール中)
注意事項!
タワーレコード・HMV
いずれもお取り寄せです!
約2日〜5日で配達されます。
さて、カッチーニと言えば最も有名な作品は「アヴェ・マリア」でしょう。
しかしながら、wikipedia ジュリオ・カッチーニの項目によりますと・・・
実際は、
カッチーニが作曲した作品ではなかった
といわれています。
しかしながら、私はカッチーニをスラヴァの「アヴェ・マリア」というCDで初めて知ったのです。
カッチーニの作品をまとめて聴くことは、50枚組のDHM設立50周年記念CDボックスを買うまではなかったはずです。
だから、買ったかいがあったというものです。
聴いた感想ですが、歌が魅力的なCDです。ヴィブラートが効いています。
伴奏が極めて控え目です。そして、消え入るように終わっていくという終わり方はまるで歌がどこかに消えていくように空間に溶け込んでいっていくような感じがしました。
さて、カッチーニはイタリアのバロック初期の作曲家です。
ですから、イタリア古典歌曲集にもカッチーニの名前が登場します。
まずはじめに、クレスト1000シリーズからですが、イタリア古典歌曲集をご紹介しましょう。
カッチーニの有名な曲の一つ「麗しのアマリッリ」が収録されています。
スラヴァの「アヴェ・マリア」のCDの冒頭に今日ご紹介した「カッチーニのアヴェ・マリア」があります。
ご興味いただけた方は、お買い求めいただければ幸いです。
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タグ : DHM設立50周年記念CDボックス 声楽 ルネサンス バロック カッチーニ スラヴァ アヴェ・マリア イタリア古典歌曲集
DHM設立50周年記念CDボックス試聴記(15)ブクステフーデ:ソナタとカプリッチオ集
副題として「夕べの音楽」という題が付いていました。
曲目と演奏者は以下のとおりです。
パッサカリア BuxWV.161
ソナタ ニ短調 作品1-6 BuxWV.257
ソナタ ニ長調 BuxWV.267
ソナタ ト短調 BuxWV.261
チャッコーナ BuxWV.160
ソナタ ヘ長調 作品1-1 BuxWV.252
ソナタ ハ長調 BuxWV.266
「平安と喜びに満ち逝かん」(器楽による演奏) BuxWV.76
ソナタ ト長調 作品1-2 BuxWV.253
演奏:カプリッチオ ストラヴァガンテ
指揮&チェンバロ:スキップ・センペ

ブクステフーデ:室内楽作品集 (ソナタとカプリッチオ集)
発売:DHM Splendeurs
価格:1250円(オンライン特価期間中です)
ご注文はお早めに!!
ブクステフーデはバッハに大きな影響を与えた作曲家の一人です。
ブクステフーデについては有名なお話しがあります。
それは若きバッハが、はるかかなたのアルンシュタットからブクステフーデのいるリューベックまで徒歩で歩いて旅をして、リューベックのブクステフーデのもとを訪ねたのです。
そのころ、バッハはアルンシュタットでいろいろな出来事があったそうで、もっと良い職場を探していたそうでした。
そして、リューベックに来たのです。
しかし、リューベックの教会のオルガニストに就任する条件は・・・
何と30歳に近いブクステフーデの娘との結婚でした・・・。
結局、バッハはリューベックのオルガニストの仕事をあきらめたのでした・・・。
とはいうものの、ブクステフーデはバッハに大きな影響を与えたことは言うまでもありません。
有名な「トッカータとフーガ」はブクステフーデの影響を受けたものだといわれているからです。
演奏ですが、しっとりとした演奏で、こういう梅雨の季節、雨が降っている中で聴くのもいいかなという感じでした。
ゆったりとしていて・・・。こういう季節にはちょうどいいかもしれません。
さて、アマゾンではブクステフーデのCDを発売しています。
アマゾンに行くとクラシックのCDがいっぱいあって紹介しきれないくらいですが・・・。
なんだか、ナクソスからの発売が多いようですが・・・。
まず最初は、意外なことですがバッハの作品でおなじみの鈴木雅明の演奏によりますブクステフーデのオルガン作品集です。
次は、トン・コープマンの指揮によりますカンタータ「我らがイエスの四肢」です。
その他、いろいろありますが特にあげるとすればチェンバロ作品集はいかがでしょうか。
私のブログからお買い求めいただければ、非常に幸いです。
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DHM設立50周年記念CDボックス試聴記(14)ボッケリーニ:チェロ協奏曲&シンフォニア
DHM設立50周年記念CDボックスを聴いていますが、今日はボッケリーニのチェロ協奏曲およびシンフォニアを聴きました。
なお、曲目が全集のジャケットと実際とは異なっているようです。
そこで、画像リンク先の曲目が正しいようなので、画像リンク先の表記をもとに曲目順序を書いておきます。
曲目順序
チェロ協奏曲第7番 ト長調 G.480
シンフォニア 変ロ長調 G.497
チェロ協奏曲第10番 ニ長調 G.483
シンフォニア ニ短調 「悪魔の家」 G.506

ボッケリーニ:チェロ協奏曲&シンフォニア(輸入盤・お取り寄せ)
演奏:ターフェルムジーク
指揮:ジャン・ラモン
チェロ独奏:アンナー・ビルスマ
発売:ドイツ・ハルモニア・ムンディ
価格:1250円(オンライン特価中につき)(画像リンク先による)
備考:
画像リンク先はお取り寄せです!
画像リンクをクリックしてからご注文ください!
今、全集のジャケットを見ているんですが、それによると3曲目のチェロ協奏曲が「シンフォニア
変ロ長調」となっています。
タワーレコードで同じものを見ますと、調性がニ長調になっています。これはいったいどういうことでしょうか?
wikipedia ルイジ・ボッケリーニの項目によりますと、ハイドン、およびモーツァルトと同じ時代の人だそうです。
しかしながら、あんまり知られていません。
有名な「ボッケリーニのメヌエット」は弦楽五重奏曲ホ長調G.275の第3楽章なのだそうです。
それでも、よく知られていません。
試聴記ということですから、聴きながら書いていますが、問題の3曲目はニ長調であることを聴きとりました。そして、ウェブサイトのほうが正しいということでした。
チェロ独奏を受け持っているアンナー・ビルスマの演奏は、意外と快速に聞こえます。
そして、オーケストラのターフェルムジーク(ドイツ語で食卓の音楽という意味です)の演奏も意外と軽やかで素晴らしい演奏でした。
そして、緩徐楽章は意外としっとりしていて、これもまた素晴らしいです。
さて、最後の曲は「悪魔の家」というタイトルが付いていますが、終楽章が激しく演奏されていくという刺激的なものですが、弦楽器だけなのでそれほど感じませんでしたが、それでもシンフォニアのそれまでの楽章と比べると、激しく狂いたけるような表現が用いられていました。
それでも、聴いていると海の嵐を思い浮かべました。
さて、ボッケリーニで調べたらいろいろな曲があります。
意外な曲もありますので探して見てはいかがでしょうか。
左から、ボッケリーニのチェロ協奏曲、ギター五重奏曲全集、意外と知られていないかもしれない「スターバト・マーテル」です。
ボッケリーニのメヌエットだけを聴きたい方は、クレスト1000シリーズから「プロムナード・コンサート」をどうぞ。
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DHM設立50周年記念CDボックス試聴記(13)ビーバー:レクイエム
今回は、ビーバーのレクイエムとステッファーニのスターバト・マーテルを収録した13枚目のCDを聴きました。
演奏者は以下のとおりです。
ソリスト一覧:
ソプラノ:マルタ・アルマハーノ、ミーケ・ファン・デア・スレゥス
テノール:ジョン・エルウィス、マーク・パドモア
バリトン:フランス・ホイツ(ビーバーのみ)
バス:ハリー・ファン・デア・カンプ
オランダ・バッハ協会合唱団・バロックオーケストラ
指揮:グスタフ・レオンハルト
なお、下の画像は今日聴いたCDの単売のものです。

発売:ドイツ・ハルモニア・ムンディ(輸入盤)
価格:1250円(画像リンク先による)
備考
画像リンク先はお取り寄せです。
CDを聴いての感想ですが、ビーバーのレクイエムはレクイエムと言いつつも明るく、なおかつ15声のイ長調という明るい調性で作曲されています。
手元に、国内で発売されたビーバーのレクイエムのCDを持っています。(BVCD-35007)
「DHMバロック宗教音楽名盤選」のシリーズの一枚です。

解説書によりますと、15声のレクイエムは1687年のザルツブルク大司教マクシミリアン・フォン・キューエンブルクのための葬儀の際に演奏されたものであると書かれています。
なぜ、明るいイ長調でレクイエムを作曲したかと言いますと、
大司教への哀悼ではなく、大司教の偉大さを示す必要があったからだというのです。
聴いていますと、金管楽器が多く用いられています。演奏されたとき、ザルツブルクの大聖堂はものすごい大きな演奏効果があったものと思われます。
もうひとつの作品、ステッファーニのスターバト・マーテルについてお話ししましょう。
ステッファーニについては、あんまりよく知られていませんが、作曲家としての面が脚光を浴び始めたのが最近になってからです。それ以外に、聖職者であり、外交官でもありました。
曲はビーバーのレクイエムとは対照的に
6声の合唱、6つの弦楽器、そしてオルガン・・・。
それでも、当時としては標準サイズの管弦楽のサイズだったかもしれません。
また、ビーバーに戻ります。
すでにご存じの方もおられると思いますが、ビーバーはヴァイオリンの演奏でその名声を輝かせました。有名な「ロザリオのソナタ」がそうです。
そして、貴族の称号をも獲得したのでした。
つい最近になって、53声部のミサ「ザルツブルク大聖堂ミサ」はビーバーの作曲によるものではないかということがわかってきました。
もし、本当ならばものすごい音の響きが大聖堂を埋め尽くしたはずです。
ご興味をもたれた方は、ぜひともお買い求めいただければ幸いです。
ビーバーの代表作「ロザリオのソナタ」は現在DHM名盤撰から発売されています。

ビーバー:ロザリオのソナタ
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HMV設立50周年記念CDボックス試聴記(12)17世紀のチェロ音楽
今日は、アンナー・ビルスマによる「17世紀のチェロ音楽」を聴きました。
なお、下の画像はドイツ・ハルモニア・ムンディ名盤撰50に収録されている国内盤です。
以下、収録曲目をご紹介します。なお、数字はトラックの数字です。

17世紀のチェロ音楽 アンナー・ビルスマ(期間限定生産)
曲目順序:
ジローラモ・フレスコバルディ:
1.カンツォーネ 第16番 イ短調
2.カンツォーネ 第8番 ト短調
3.カンツォーネ 第15番 ヘ長調
ドメニコ・ガブリエリ:
4.リチェルカーレ 第5番 ハ長調
5.二つのチェロのためのカノン ニ長調
6.リチェルカーレ 第1番 ト短調
7.ソナタ ト長調
8.リチェルカーレ 第4番 変ホ長調
ジュゼッペ・マリア・ヤッチーニ:
9.ソナタ ハ長調 作品3−10
ドメニコ・ガブリエリ:
10.リチェルカーレ 第2番 イ短調
ジュゼッペ・マリア・ヤッキーニ:
11.ソナタ イ短調 作品1−8
ドメニコ・ガブリエリ:
12.リチェルカーレ 第3番 ニ長調
13.ソナタ イ長調
ジョバンニ・バッティスタ・デリ・アントニーニ:
14.リチェルカーレ 第3番 ヘ長調
15.リチェルカーレ 第10番 ト短調
ジュゼッペ・マリア・ヤッチーニ:
16.ソナタ ト長調 作品3−9
ドメニコ・ガブリエリ:
17.リチェルカーレ 第6番 ト長調
18.リチェルカーレ 第7番 ニ短調
ジュゼッペ・マリア・ヤッチーニ:
19.ソナタ変ロ長調
演奏:
チェロ:アンナー・ビルスマ
第2チェロ:レデゥイ・シャイフェス
オルガンおよびチェンバロ:ボブ・ファン・アスペレン
発売:ドイツ・ハルモニア・ムンディ
価格:1000円
在庫わずかにつき、
お早めにお買い求めください!
さて、ここからは聴いていながら感想を書き込んできます。
アンナー・ビルスマの演奏を聴いていますと、作品の中には無伴奏の作品も含まれていますが、軽やかにメロディーを聴かせてくれます。それでも、バッハの無伴奏チェロ組曲とは違って気楽な感触を受けます。
CDの曲目を見て思ったことですが、フレスコバルディとドメニコ・ガブリエリのほかは全く知りませんでした。
とはいえ、そんな知られていない作品でもアンナー・ビルスマの演奏は一切の妥協を排し、ある時はなだらかに、ある時は難しいパッセージを難なく弾きこなしています。
ぜひとも
お買い求めいただくに値するCDです。
最後になりましたが、アマゾンからですがアンナー・ビルスマのそのほかのCDをご紹介します。
まず、5弦のチェロ・ピッコロを用いたバッハの作品集です。
ソニーに残した数々の録音を収録した集大成というべきCD「アンナー・ビルスマ・リミテッド・エディション」CD11枚組もあります。
さあ、まだまだあります。毎日更新したとしても大変なのですが・・・。何とかしたいと思います。
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DHM設立50周年記念CDボックス試聴記(11)スペインのバロック
DHM設立50周年記念CDボックスを毎日1枚づつ(?)聴いて感想を書いているところですが、今日は11枚目「スペインのバロック」と題されたCDです。
おそらく、欧文の表記がBで始めるために11枚目になったものと思います。
Barroco Espanol と表記されています。
今回のCDは今までとは違って予備知識なしで聴いています。
曲目は次のとおりです。なお、曲目の名前はどうしても日本語にできませんでしたので今手にしている曲目の文字を書き込みます。
下のほうにある画像は、今日聴いたCD「スペインのバロック」と同じものです。
1.アントニオ・デ・リテレス(Antonio De Literes):Azis y Galatea
2.作者不詳:"Ruede la Vola
3.セバスチャン・ドゥロン(Sebastian Duron):Veneno es de amor la envidia
4.セバスチャン・ドゥロン(Sebastian Duron):El impossible mayor en amor
5.作者不詳:Discurso de ecos
6:アントニオ・デ・リテレス(Antonio De Literes):Los Elementos
7:作者不詳:Cacion Franzesa
8:アントニオ・リテレス(Antonio De Literes):El estrago en la fineza o Jupiter y Semele
9.作者不詳:Diferencias sobre la gayta
演奏:マルタ・アルマヤーノ(ソプラノ)
指揮とチェンバロ:エドゥアルド・ロペス・バンゾ
アル・アイレ・エスパニョル
![]() | Borocco Espanol (2004/06/22) AlmajanoAl Ayre Espanol 商品詳細を見る |
聴いてみての感想を書いていきます。
最初のトラックからカスタネットが鳴っています。そして、太鼓も入ってきています。
スペインのバロックと題しているだけあって、スペインの情緒たっぷりの作品です。
さて、CDの裏を見たのですが、なぜか
Barroco Espanol Vol.2
"Ay Amor"-Zarzuelas
と、表記されています。
しかしながら、Vol.1はなかったようなはず・・・いくつかのCDシリーズからDHM設立50周年記念CDボックスに選ばれて収録されたということでしょうか・・・。
それから、Zarzuelasという表記はひょっとしてサルスエラでは・・・?
・・・ということはバロック時代に作曲されたサルスエラ(オペラのようなものです)の中から集めたものを収録しているということになります。
wikipedia サルスエラの項目によりますと、オペラと異なる点は歌詞がスペイン語で書かれていることと、台詞が多くて音楽よりも重視されるという点です。
聴いていても、イタリアのバロック作品とは違う感じがします。
フランスのバロック作品とも違う感じもします。
やはり、独特のリズムがそうさせるかもしれません。
聴いていて魅力を感じたのは、歌っているマルタ・アルマヤーノの歌唱力でしょうか・・・。
そして、通奏低音で使用されているリュートの響きがスペインらしさを強調しています。
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DHM設立50周年記念CDボックス試聴記(10)バッハ:無伴奏チェロ組曲(後編)
皆さん、昨日は更新できなくてすみませんでした。
実は、オンラインできたのが深夜になってからでしたので、どうしても更新できませんでした。
さて、今日は前回に引き続いてバッハ:無伴奏チェロ組曲の後半部分を聴きました。
組曲第3番 ハ長調 BWV1009
組曲第2番 ニ短調 BWV1008
組曲第6番 ニ長調 BWV1012
なお、組曲第6番は単発売のCDの解説にもありますように5弦のチェロ・ピッコロで演奏しています。
ところで、DHMの当全集で演奏している鈴木秀美は、2004年に再録音を行っております。
ちょっとあんまりきれいな画像ではないのですが、在庫がいつもご紹介しているところにはないので、仕方なくアマゾンからご紹介しました。
![]() | バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) (2005/03/21) 鈴木秀美 商品詳細を見る |
さて、再録音のCDでは1,3,5,4,2,6という曲順で演奏しています。
今日の全集(95年録音)と曲順が異なります。ちなみ旧録音では、1,4,5,3,2,6です。
演奏を聴きますと、バッハの無伴奏チェロ組曲にはとても困難な演奏箇所がたくさんあるということを感じさせないくらい、流れるように演奏しています。
聴いていてあんまり角ばった感じを受けません。それでいて、軽やかな印象を受けます。
周知のように、バッハ:無伴奏チェロ組曲はチェロ奏者にとっては誰もが憧れる名曲であり、第1番ではチェロを習い始めて3年ぐらいたったごろから挑戦が可能だとwikipediaには書いてありました。
技術的には、番号が進むごとに難しくなるというそうですが、演奏を聴いている限りはそれほどの難しさの差があるとは思いません。
さて、今日はアマゾンからいろいろな楽器に編曲したものをご紹介するお約束だったので、編曲したものをご紹介します。
まず最初は、ギター編曲版です。
演奏は、アンドレアス・フォン・ヴァンゲンハイムです。
なお、曲順は314265です。
次は、ヴィオラによる演奏です。
日本が世界に誇るヴィオラ奏者、今井信子の演奏です。
曲順は、123456です。
次は、日本でもおなじみのコントラバス奏者、ゲリー・カーによる演奏です。
なお、ゲリー・カーの演奏のCDは画像がアマゾンになかったものですから、別のところから借りてきました。
手元に、ゲリー・カーのバッハ:無伴奏チェロ組曲のCDを持っていますが、これによりますと曲順は321456です。
なお、在庫が画像リンク先にはありませんのでご注意ください。

バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲(ゲリー・カーによるコントラバスによる演奏。アマゾンへのリンク)
最近復元された楽器、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラという楽器(5弦の肩掛けチェロのようなもの)による世界初録音があります。
演奏は、これまた日本人のバロック・ヴァイオリニストの第一人者、寺神戸亮です。
日本コロンビアよりスペシャルページが設置されています。ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラについて知りたい方はお立ち寄りいただければ納得できるかと思います。
今月発売されたばかりなので、ご存じない方もおられると思いますが、
ぜひともお買い求めになられては
いかがでしょうか?
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バッハ:無伴奏チェロ組曲について調べていくうちに、日本人による演奏が以外にも多くあるんだなという感じを受けました。
まだまだあと40枚あります。
最後まで聴き続けないといけません。
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DHM設立50周年記念CDボックス試聴記(9)バッハ:無伴奏チェロ組曲(前編)
今夜はバッハの無伴奏チェロ組曲を聴きました。
バッハの無伴奏チェロ組曲は長らく埋もれていた作品ですが、カザルスによって再発見されて、
現在では全部のチェロのための作品の中で最も有名な作品です。
今日聴いたところは全曲の前半部分です。
組曲第1番 ト長調 BWV1007
組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
組曲第5番 ハ短調 BWV1011
それで、画像は2005年に発売されたDHMバッハ名盤撰の中の一つです。
なお、録音は1995年の録音で、次回でお話ししますが再録音を行っています。
まだ、在庫があるそうです。
お買い求めいただけたら、非常に幸いです。

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) 鈴木秀美(1995年録音)
曲目順序:
CD1:
組曲 第1番 ト長調 BWV1007
組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010
組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
CD2:
組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
組曲 第2番 ニ短調 BWV1008
組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
演奏:鈴木秀美(チェロ)
録音:1995年
使用楽器:
アンドレア・アマティ(?)(1570年頃クレモナ)
組曲第6番:5弦のチェロ・ピッコロ(18世紀前半のドイツ)
弓:ルイス=エミリオ・ロドリゲス(1995年デン・ハーグ)
発売:ドイツ・ハルモニア・ムンディ
価格:2940円
さて、CDを聴きますと、弦楽器ですから和音を出すことができるとはいえ、基本的にはひとつのメロディーしか奏でることができないのですが、バッハの無伴奏チェロ組曲を聴きますと、はるか250年も昔の時代に、無伴奏の作品を作曲するという先見性にバッハ自身のすごさを見出します。
なお、音量は小さめなのでボリュームを少し大きくして、離れたところから聴いたほうがいい音が出ます。
それにしても、最近はバッハの録音でも古楽器による録音が増えたので、従来のモダン楽器による録音が減ったような感じを受けますが気のせいでしょうか??
過去、著名なチェロ奏者がバッハ:無伴奏チェロ組曲の録音を行っています。
ここからはアマゾンからですが、ちょっとだけご紹介します。
上の段左から、カザルス、フルニエ、シュタルケルです。
下の段左から、ヨーヨー・マ、ビルスマ(1979年録音)、ミッシャ・マイスキー(84・85年録音)です。
なお、カザルスの録音はすでに紹介記事があります。
これだけ多くの演奏家(編曲も含む)が、バッハの無伴奏チェロ組曲の録音を残していることに我ながら、驚きです。
次回では、編曲による演奏など今回は載せられなかった演奏家に録音をアマゾンからご紹介します。
さて、ブログの記事の題名が長引きますと、記事本文まで食い込んでしまっています。
そこで、まず最初に一段下げてから書き始めることにします。
何しろ、このようなシリーズになりますとどうしてもこうなります。
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DHM設立50周年記念CDボックス試聴記(8)バッハ&ヴィヴァルディ:序曲・シンフォニア・協奏曲集
バッハとヴィヴァルディの対比、そして序曲とシンフォニア、そして協奏曲をそれぞれ並べてみるという曲目順序という極めて意欲的なCDです。
なお、画像は今日聴いたCDの分売りです。

Vivaldi: Overtures/Symphonies(アマゾンへのリンク)
曲目順序:
1.ヴィヴァルディ:歌劇「オリンピア」序曲
2.バッハ:管弦楽組曲第4番
3.ヴィヴァルディ:弦楽器のためのシンフォニア
4.バッハ:カンタータ第42番からのシンフォニア
5.ヴィヴァルディ:「調和の霊感」から〜4つのヴァイオリンのための協奏曲
6.バッハ:3つのヴァイオリンのための協奏曲
演奏:フライブルク・バロック・オーケストラ
指揮:トーマス・ヘンゲルブロック
発売:DHM - Splendeurs (輸入盤)
価格:1250円(画像リンク先による)
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Vivaldi: Overtures/Symphonies
画像リンク先で知ったことですが、バッハの管弦楽組曲第4番では本来はトランペットとティンパニが含まれているはずですが、トランペットとティンパニなしで演奏されています。
意外と新鮮な感じがします。
ヘンゲルブロックの演奏は、有名な作曲家・・・すなわちバッハ、ヴィヴァルディなどになりますと意外に新鮮な感じを受けます。
演奏を聴きますと、なんだかさわやかな感じを受けます。
「調和の霊感」の中の4つのヴァイオリンのための協奏曲を聴いて、おや?と思いました。
冒頭部分が以外と速いのです。
そのほかの演奏家の演奏を聴いた時はそんなに速くなかったはず・・・。
なお、バッハは「調和の霊感」の4つのヴァイオリンのための協奏曲を4台のチェンバロのための協奏曲に編曲しているのです。
アマゾンで検索したところ、トン・コープマンのCD1枚のものが見つかりましたのでガジェットを置いてみます。
今日の記事の関連として、バッハ:管弦楽組曲のCDとしてカール・リヒターの演奏を載せておきます。
ヴィヴァルディ:「調和の霊感」はクレスト1000シリーズからどうぞ。
さて、まだまだ8枚目ですから残り42枚を聴かないといけません。
ですから、今月と来月はDHM設立50周年記念CDボックスの試聴記で埋め尽くされて、その他のCDをご紹介することができるのは8月ぐらいになろうかと思います。
それでは、今日はここまでにします。
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DHM設立50周年記念CDボックス視聴記(7)バッハ:ロ短調ミサ(後編)
今日聴きましたのは、後半部分です。
クレド
サンクトゥス
アニュス・デイ
なお、ボックスのほうの表記では上記の表記しか書いていませんが、ロ短調ミサでは「クレド」は「ニカイア信条」とバッハが表記しています。
また、「サンクトゥス」以降はバッハの表記ではまとめて「ホザンナ、ベネディクトゥス、アニョス・デイ、ドナ・ノービス・パーチェム」と表記しています。
なお、前半部分で聴きました「キリエ」と「グローリア」はバッハの表記ではまとめて「ミサ」と表記されています。
なぜでしょうか?
それは、当時のルター派の教会では「キリエ」と「グローリア」についてラテン語の使用を認めていたからでした。
前回、ヘンゲルブロックの全集に収録された演奏の分売りをご紹介しましたが、
このたび6月25日に国内盤が発売されることになりました。

バッハ:ミサ曲 ロ短調 ヘンゲルブロック他(6月25日発売)
バルタザール=ノイマン合唱団
フライブルク・バロック・オーケストラ
指揮:トーマス・ヘンゲルブロック
発売:ドイツ・ハルモニア・ムンディ
価格1890円
さて、演奏を聴いた感想ですが、引き締まった感じがしました。
従来のバッハ:ロ短調ミサの演奏は重厚な演奏が多かったのですが、編成がバッハ:ロ短調ミサでは小さい編成に属する演奏のためか、躍動感あふれて引き締まった感触を覚えました。
それに、オブリガートがよく聞き取れました。
さて、バッハ:ロ短調ミサは数多くの名演奏が録音されてきました。
今日はアマゾンからですが、数々の名演奏をご紹介します。
最初は、カール・リヒターの1969年の来日公演のライブ録音です。
次は、グスタフ・レオンハルトのDHMの演奏です。
なお、2005年に発売されたDHMバッハ名盤撰の中の一つです。
日本人の演奏もお忘れなく!
鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏です!
2007年度レコードアカデミー賞銀賞受賞CDです!!
すでに紹介記事があります。
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DHM設立50周年記念CDボックス視聴記(6)バッハ:ロ短調ミサ(前編)
今日は前半のところを聴きました。
1枚目に収録されているのは、以下の部分です。
1.キリエ
2.グロリア
バッハのロ短調ミサはどうしてもCD2枚分になるのですが、過去いろいろな演奏がこの世に出ました。
DHM設立50周年記念CDボックスに収録されているバッハ:ロ短調ミサは、トーマス・ヘンゲルブロック指揮、フライブルグ・バロック・オーケストラ、バルサザール・ノイマン合唱団の演奏によるものです。
なお、下の画像は収録されているものと同じ演奏のものです。

バッハ:ロ短調ミサ ヘンゲルブロック
演奏:
バルサザール・ノイマン合唱団
フライブルグ・バロック・オーケストラ
指揮:トーマス・ヘンゲルブロック
発売:Splendeurs (輸入盤)
価格:2720円(画像リンク先による)
注意!
画像リンク先はお取り寄せです!
さて、バッハ:ロ短調ミサはどのようにして作曲されたかというお話をしましょう。
作曲の経緯についてはいろいろありますのですが、簡単に説明しましょう。
1724年に「サンクトゥス」が作曲されました。
1733年、「キリエ」と「グロリア」が作曲され、この二つがザクセン選帝侯アウグスト3世に献呈されました。
「ニカイア信条」(バッハの表記による。「クレド」に相当する)は1732年に作曲されたようです。
そして、残りの曲を1747年もしくは1748年までに作曲し終えたようです。
wikipediaによりますと、全曲の完成は何とバッハの死去する前の年の1749年だったようです。
曲目の詳しい構成は、wikpedia ミサ曲 ロ短調の項目に譲るとしまして、いずれにしろバッハのロ短調ミサは、バッハの人生の総決算ともいえる作品です。
聴いての感想ですが、1枚目の「キリエ」と「グロリア」で56分20秒かかります。
時たま聞こえてくるフルートのオブリガートが聴き取れます。そして、オーケストラが合唱を妨げていない感じです。
23時前から聴いているものですから、音の通りがよく、小編成のアンサンブルのようなオーケストラとブックレットによりますと合計で27名によります合唱のクリアな歌声が自分の耳を安らかな眠りへと導いていくような気分がします。
・・・もうだいぶ遅くなりました。日付が変わってしまうと面倒なことになります。
今日はこの辺で失礼いたします。
明日の後編では、2枚目の感想をお伝えすると同時に、ロ短調ミサのいろいろな名録音をご紹介する予定です。
どうかお楽しみに!
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DHM設立50周年記念CDボックス視聴記(5)バッハ:モテット集
ここでモテットについて若干の説明をいたします。
モテットとは、聖書の言葉をもとに作曲された合唱、および声楽曲のことを指します。
バッハはモテットを6曲作曲しています。
バッハの時代のドイツのチューリンゲン・ザクセン地方においてモテットは3つの役割を担いました。
1.教会の礼拝音楽として
2.合唱児童の練習曲として
3.葬儀、および慶事などの特別な機会に演奏される機会音楽として
以上3つの目的によってモテットは使用されたのです。そして、バッハのモテットを日頃の練習の一つとして使用するという慣習は、バッハの後継者たち、つまり後のトーマス・カントルたちに引き継がれることとなったのでした。

J.S.バッハ:モテット集
曲目順序
第1番 「主に向かいて新しき歌を歌え」 BWV225
第5番 「来ませ、イエスよ、来ませ」 BWV229
第3番 「イエスよ、わが喜び」 BWV227
第2番 「み霊はわれらの弱きを助けたもう」 BWV226
第4番 「恐るるなかれ、われ汝とともにあり」 BWV228
第6番 「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」 BWV230
演奏:カントゥス・ケルン
指揮&リュート:コンラート・ユングヘーネル
発売:BMGジャパン
価格:1575円
画像のCDは2005年に発売されたドイツ・ハルモニア・ムンディ・バッハ名盤撰の中の一つですが、実は合唱曲とはいっても
ひとつのパートを一人で歌っているのです。
2重合唱を使用している曲もありますので、合計8人で歌っていることになります。
聴いていて、とてもひとつのパートを一人で歌っているとは思えないという感じを受けました。
なお、今日聴いたバッハ:モテット集と同じジャケットで同じ内容のCDがあります。
下の画像からお求めいただけます。(輸入盤です。あらかじめご了承ください。)
1250円で少しはお求めやすくなっております。
ご興味のある方は、そちらのほうもご覧ください。

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DHM設立50周年記念CDボックス視聴記(4)バッハ:音楽の捧げもの
バッハ最晩年の傑作です。
下の画像の写真は収録曲と同じ内容のデザインです。

J.S.バッハ:音楽の捧げもの(輸入盤)
演奏者一覧:
バルトルド・クイケン(フルート・トラヴェルソ)
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロベール・コーネン(チェンバロ)
発売:ドイツ・ハルモニア・ムンディ(輸入盤)
価格:1250円
画像リンク先に在庫があります!
お買い求めはお早めに!!
周知のように、バッハが1747年にポツダムへ旅行してフリードリヒ大王に拝謁したときに、フリードリヒ大王から与えられた主題をもとに作曲された数々のカノン、トリオ・ソナタ、そして3声と6声のリチェルカーレです。
なお、演奏順序については様々な説がありますが、演奏では一般的な曲目順序で演奏されています。
wikipedia 「音楽の捧げもの」の項目によりますと、リチェルカーレという言葉をなぜ使ったかということが書かれています。
楽譜を献呈するとき、バッハは楽譜に次のラテン語の言葉を添えました。
Regis Iussu Cantio Et Reliqua Arte Resoluta
王の命令で、曲− テーマ −とその他のものが
カノンに解決せられた。
それを先頭の文字をすべてつなげますと・・・。
RICERAR(リチェルカーレ)となるのです。
リチェルカーレという言葉は、フーガの様式ができる前の古い言葉です。
リチェルカーレをラテン語で表記しますと
Ricercarとなります。
このようにして、バッハは間もなく消えようとしていくポリフォニーを主体とする音楽を後世に伝えるために、「音楽の捧げもの」を作曲したのでした。
さて、バッハの「音楽の捧げもの」では最も知られている曲が6声のリチェルカーレです。
1台のチェンバロで演奏したものがありますし、その他弦楽器のアンサンブルによる演奏もあります。
また、ウェーベルンが6声ノリチェルカーレだけを取り出してオーケストラのために編曲したものもあります。
今日ご紹介しているクイケン兄弟たちによる演奏では、チェンバロがまず最初に入ってきた後でヴァイオリンとフルートが入ってくるという演奏でした。
実は今日の演奏と同じものを収めたCDを持っています。
2005年に発売されたDHMバッハ名盤撰の中の一枚(BVCD-38132)です。
国内盤でまだ在庫があるようなのでお求めになってはいかがでしょうか。
国内盤には作曲者バッハがフリードリヒ大王にあてた献辞の日本語訳が収録されています。
その辺もCDボックスとは違った魅力があります。
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